施設長ブログ

年頭のご挨拶

2024/01/23

 明けましておめでとうございます。今年も何卒よろしくお願い申し上げます。

 昨年までの4年間は、コロナ禍のため、ご利用者の皆様と一緒に、新年祝賀の行事を開催することができませんでしたが、令和6年の元日には下太田神楽保存会の皆様が慰問に来荘され、“辰年の一年”皆様が長寿荘で息災にお過ごしになられますよう、厳かな神楽舞奉納を頂きました。ご利用者の皆様の笑顔と清々しい表情が特に印象的でした。

 初詣には、施設長として長寿荘施設理念であります皆様が「楽しく・やさしく・共に」をモットーに、安心、安全、快適にお過ごし頂けますよう、全職員挙げてサポートさせて頂くことを神殿にお誓いいたしました。

 

 しかし、穏やかな元日から一転して午後4時10分、東日本大震災を彷彿とさせる能登半島地震が発生、多くの方々が犠牲となる未曽有の災害となりました。被災された地域の皆様に心からお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます。

 

 さて、令和6年4月から、介護報酬改定事項のひとつとして、「業務継続に向けた取組の強化」が全サービスに義務付けられることになりました。感染症や災害が発生した場合であっても、必要な介護サービスが継続的に提供できる体制を構築する観点から“業務継続に向けた計画等の策定、研修の実施、訓練(シミュレーション)”の実施が義務化されます。

 社会福祉法人伸生福祉会も、全てのサービスをご利用頂いている皆様に対し、『安全』が担保できるよう、現在全職員一丸となって鋭意取り組んでいるところであります。

 結びに、2024年がご利用者・ご家族の皆様にとって幸せに満ちた一年でありますよう、心からお祈り申し上げ年頭のご挨拶とさせていただきます。

 

                            特別養護老人ホーム 長寿荘

                               施設長 中里 祐一