施設長ブログを更新しました

2024/05/30

 青葉若葉を渡る風に夏の気配を感じる時節となりました。関係各位におかれましては、益々ご精栄のこととお喜び申し上げます。

 平素より、特別養護老人ホーム長寿荘への温かいご支援とご協力を賜り誠にありがとうございます。

 さて、平成3年度介護報酬改定において、令和6年3月31日で経過措置が終了し、社会福祉法人伸生福祉会が実施している事業で、4月から義務化された改定事項の概要をご紹介されていただきます。

○感染症や災害が発生した時に必要なサービスを提供できるようにするための業務継続計画(BCP)の策定、研修・訓練の実施。

○感染症対策、高齢者虐待防止対策として、それぞれ委員会を開催して指針を作り研修・訓練を行う。高齢者虐待防止対策では、担当者の配置義務化。

○無資格者に対する認知症介護基礎研修受講の義務付け。

○入所利用者の状態に応じて計画的に口腔衛生管理、栄養管理の実施義務化。

以上の義務化された改正事項については、利用者の皆様の「“さらなる安全・安心”を担保するための改定事項」であるとの認識に立ち、昨年夏から職員が一丸となって、ワーキンググループを組織して勤務時間外に策定委員会を開催し、改正事項を満たしたうえで、令和6年4月を迎え事業をスタートいたしました。

 また、近年地球温暖化による線状降水帯の自然災害を想定し、令和6年2月14日に、竹水園と長寿荘における「災害時施設相互応援協定」を締結いたしました。

この協定は、長生院(平成29年4月1日締結)・高松ホーム(令和2年8月1日締結)に続き、3か所目の締結となります。

 「安全の確保」を第一に自然災害への対策を、さらに強固にしてまいります。

 結びに、今後とも施設理念である「楽しく・やさしく・共に」を実現するため、真心を込めた施設運営に取り組み、『豊かで安らぎのある長寿荘』を目指して職員が全員心一つに、ご利用者の皆様に寄り添った事業を推進していく所存でありますので、皆様におかれましては、引き続きご指導ご鞭撻のほど何卒よろしくお願い申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。

 

特別養護老人ホーム 長寿荘

施設長 中里祐一