向暑の候 関係各位におかれましては、益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。
平素は、特別養護老人ホーム長寿荘へのあたたかいご支援とご協力を賜り誠にありがとうございます。
これまでの3年間は、経験したことのない新型コロナ感染により、様々な行事を行うことができず、また、ご家族の皆様にもご利用者様との面会を制限させて頂くなど、大変ご迷惑をおかけいたしました。
有り体に申し上げますと、私は「“暗くて長いコロナトンネル”がいつまで続くのか」と慨嘆に堪えない日々を送ってまいりましたが、皆様も同じ思いではなかったでしょうか?
昨年12月末から2月上旬にかけてご利用者様と職員の集団感染発生により、ご家族の皆様に大変ご心配をおかけいたしましたことについて、ご利用者様の安全と安心を死守しなければならない責務にある施設長として、あらためてお詫び申し上げます。今後とも再発防止に努め、感染対策の徹底を図ってまいります。
長寿荘開設以来「目に見えないコロナ感染との戦い」という最大の課題を突き付けられた1年でありましたが、職員一丸となって再発防止に向けて鋭意対策を講じている現状にあります。
新型コロナ感染症は、5月8日からは感染症法上の5類に移行されインフルエンザ感染と同等の対応となりました。しかし、まだまだ感染がどのように推移していくのか推測できない状況であり、引き続き注視していかなければなりません。
今後とも長寿荘ご利用者様の「安全・安心第一」をモットーに、お一人おひとりに寄り添った真心を込めた施設運営に取り組み、ご利用者様、ご家族様、地域の皆様に『愛される長寿荘・豊かで安らぎのある長寿荘』を目指して職員一同、心を一つに合わせ事業を推進していく所存であります。皆様におかれましては、引き続きご指導ご鞭撻のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
特別養護老人ホーム 長寿荘
施設長 中里 祐一